豊臣秀吉の前半生を追う14 羽柴秀勝と長浜領

羽柴秀勝と長浜領
戦国武将シリーズ6-14
天正9年から秀吉は北近江の支配権の一部を、信長5男で養子となっていた秀勝に委譲していったと見られる。これは、単なる子どもがいない秀吉の跡継ぎが出来たという問題ではなく、織田家と羽柴家の血筋の統合を目指したものであった。18歳で夭折した於次秀勝の生涯や、北近江統治の実情を解説する。また、秀勝の家臣となった浅井氏旧臣・赤尾孫助についても言及する。