賤ヶ岳合戦-秀吉・秀長が駆け抜けた戦場-1 すぐわかる賤ヶ岳合戦(合戦の概略)

すぐわかる賤ヶ岳合戦
(合戦の概略)
戦国合戦シリーズ3-1
天正11年(1583)4月20日・21日に、近江国伊香郡の余呉湖周辺で行なわれた賤ヶ岳合戦は、信長亡き後の織田家の後継者を決める、羽柴秀吉と柴田勝家の合戦であった。七本槍の逸話ばかりが有名で、合戦は遭遇戦と思われがちだが、実は両軍多くの砦を構築しての籠城戦であった。江戸時代の軍記物にはなるべく頼らず、信頼に足る古文書から分かる実像を明らかにする。一回目は合戦を見るポイントを5つを示し概要を解説する。