長浜の産業・近代化遺産
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長浜タワー

昭和39年(1964)に、地元の資産家の”長浜にも東京タワーのような名物を作りたい”という意向で建設された。
ビルは5階建てで、その上に「長浜タワー」と文字が入った鉄塔が立つ。計画段階では8階建ての上に鉄塔を設けようとしたが、建築許可がおりなかったという。開業当時は5階部分が有料の展望台となっていた。
平成16年(2004)までは東側の非常階段の外側に、大きなバラのレリーフが飾らていたが、落下の恐れがあるので撤去された。長浜の高度成長期を代表する建造物として貴重である。現在、活用をめざして改修中である。
所有:個人

所在地 滋賀県長浜市元浜町7−35