長浜の秀吉遺産
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開町四百年記念碑

上部に「長浜開町四百年記念碑」と題字され、竹中半兵衛の子である重門が記した秀吉の一代記『豊鑑』から、「長浜真砂」の和歌を記す。和歌は「君が代も わが世も共に長浜の 真砂のかすの つきやらむまて」とあり、「読み人知らず」。一般には信長の治世が長く続くことを望んだものとされる。
昭和48年(1973)、JR 長浜駅北に長浜開町 400 年を記念して建立された。石材は敦賀市疋田にあったもので、秀吉が「金ヶ崎の退き口」の時に隠れたという伝承がある「豊公いのちの石」を移設して使用した。裏面には「湖龍」による歌が記される。

所有者:豊国神社