長浜の秀吉遺産
令和5年度選定

知善院 表門

江戸時代の長浜における秀吉信仰の中核を担った知善院の表門で、長浜城の搦手門であったという伝承を持つ。
三間一戸、棟門、屋根は正面が本瓦葺き、背面は桟瓦葺きで、棟の両端に鯱瓦をおく。本扉は貫三段入りの太い格子戸で、城門風と評価される。本柱の前後に貝型の袖をつけているが、本来側柱に続くもので城門時代にはこれが石垣塀に接していたものとされる。長浜市指定文化財。

所有者:知善院