長浜の景観遺産
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明如上人御休泊所石碑
明如は明治4年(1871)に、西本願寺第21代法主を23歳で継承した。明治維新にあって青年法主として、宗制・寺法などを定め、教団の引き締めを図ると共に、改革も押し進めた。島地黙雷などをヨーロッパに派遣し、宗門の近代化も図っている。明治22年(1889)に西本願寺長浜別院本堂を建立した。本碑は昭和8年(1933)の明如没(明治36年)後に、その長浜別院がその休憩所になったことを記念するために建立された。
所有:西別院
所在地
滋賀県長浜市南呉服町13−31