勉強会の経過と構成
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「長浜城下町まちづくり勉強会」は、平成30年1月29日の発足以来、合計9回の勉強会を開催してきました。その中で、 長浜城下町 の成立や展開、それと曳山祭りとの関係などを勉強してきました。また、長浜市が文化庁への申請した「日本遺産(長浜城下町に関するもの」についても、その内容の検討を行なってきました。
この度、本会では独自に「長浜城下町遺産」を選定し、市民の皆さんの「長浜愛」を高め、新たな観光名所の創出を図ろうと考えました。この事業は、長浜市「 市民活動団体支援事業」、また滋賀県「滋賀をみんなの美術館に」事業としても採択され、 今年12月に第一次の「長浜城下町遺産」を選定する予定で、今後5年間継続していきたいと考えています。
この度、本会では独自に「長浜城下町遺産」を選定し、市民の皆さんの「長浜愛」を高め、新たな観光名所の創出を図ろうと考えました。この事業は、長浜市「 市民活動団体支援事業」、また滋賀県「滋賀をみんなの美術館に」事業としても採択され、 今年12月に第一次の「長浜城下町遺産」を選定する予定で、今後5年間継続していきたいと考えています。
第9回勉強会
- 日時
- 令和3年10月1日(金) 午後6時~午後7時30分
- 会場
- 長浜市役所本庁1 階 多目的ルーム3・4
- 案内人
- 太田浩司(長浜市 市民協働部 学芸専門監)
- 参加人数
- 17人
- テーマ
- 「長浜城下町遺産」選定事業について
- 内容
- ①「長浜城下町遺産」選定事業の説明、 ②「長浜城下町遺産」候補の説明、③「長浜城下町遺産「候補」の選定
第8回勉強会
- 日時
- 令和2年2月3日(月) 午後7時~午後9時
- 会場
- 長浜市役所本庁1 階 多目的ルーム1
- 案内人
- 太田浩司(長浜市 市民協働部 学芸専門監)
- 参加人数
- 13人
- テーマ
- 令和和2年度分申請の「日本遺産」の内容
- 内容
- ①令和2 年度分申請の「日本遺産」の内容、及び今後の展開に関する意見交換、 ②「長浜市歴史文化基本構想」の内容、及び意見交換を行なった。
第7回勉強会
- 日時
- 令和元年6月21日(金) 午後7時~午後9時
- 会場
- 長浜市役所本庁 3-B 会議室
- 案内人
- 太田浩司(長浜市 市民協働部 学芸専門監)
- 参加人数
- 15人
- テーマ
- 「日本遺産」認定状況と長浜版ストーリ
- 内容
- ①令和元年度の「日本遺産」認定状況と、②新たな「日本遺産」ストーリー「長浜の産業と近世都市」について質疑応答を行なった。 新たな城下町・長浜の素材として、浜縮緬をはじめとする繊維産業や浜仏壇と曳山の関係などを取り上げた。
第6回勉強会
- 日時
- 平成31年3月8日(金) 午後6時~午後8時
- 会場
- 長浜市曳山博物館 伝承スタジオ
- 参加人数
- 30人
- テーマ
- 京都大学大学院 長浜空地調査プロジェクト 報告会 “空地(くうち)” のあり方を考える
- 内容
- 京都大学大学院 人間・環境学研究科では、これまで長浜市の「まちづくり役場」と協力して、長浜市街地での水路や庭についての調査を行なって来た。今回は、平成29 年度から行なっている「空地」の調査・研究の成果を報告した。報告では「空地」の分布・経年変化や緑化の問題を取り上げ、今後の「空地」活用の提案を行なった。 報告者:村上峻さん(京都大学大学院 人間・環境学研究科修士課程2 年)平松宏基さん(京都大学大学院 工学研究科修士課程1 年) *報告後、太田浩司(長浜市 市民協働部 学芸専門監)による、歴史的見地から見た長浜市街地の空間構成について「ミニ講演」を行なった。
第5回勉強会
- 日時
- 平成30年11月9日(金) 午後7時~午後9時
- 会場
- 長浜市役所本庁 多目的ルーム1・2
- 案内人
- 太田浩司(長浜市 市民協働部 学芸専門監)
- 参加人数
- 20人
- テーマ
- 「町年寄の長浜扇」に見る江戸時代の長浜
- 内容
- 長浜扇は彦根藩の藩主・町奉行らの巡視、あるいは彦根への出仕の際に、長浜町の来歴や現状について、あらゆる質問に答えられるよう、長浜の町年寄が携行した備忘録である。扇の表裏には長浜の歴史や現状が、臨場感を持って記されている。この扇の記述内容を詳しく検討した。
第4回勉強会
- 日時
- 平成30年9月4日(火) 午後7時~午後9時
- 会場
- 長浜市役所 多目的ホール
- 案内人
- 太田浩司(長浜市 市民協働部 学芸専門監)
- 参加人数
- 28人
- テーマ
- 長浜町年寄の文書(吉川三左衛門文書)に見る江戸時代の町衆自治
- 内容
- 以下のような具体的な案件の処理について記されている。ここから、長浜町の自治の姿を浮き彫りにする。 ①長浜の町年寄が「お犬様」の埋葬場所を決めた後、事の次第を彦根藩に報告した案件。 ②彦根藩の命により、長浜の町年寄が、大東村へ相撲を、下坂村に芝居の状況を調査に行き、同藩に報告をした案件。 ③年寄が郡上町はずれで乱暴された座頭の保護や、下手人探索について彦根藩へ報告した案件。
第3回勉強会
- 日時
- 平成30年5月29日 午後7時~午後9時
- 会場
- 長浜市本庁 多目的ルーム
- 案内人
- 太田浩司(長浜市 市民協働部 学芸専門監)
- 参加人数
- 28人
- テーマ
- 町人文化が花開くまち高岡・長浜~高岡市と長浜市の日本遺産~
- 内容
- 平成27 年度に第1 回目の「日本遺産」を獲得した富山県高岡市のストーリーを研究し、長浜の申請したストーリーとの比較を行なうなか、来年度に向けての「日本遺産」ストーリーの構築について、参加者全員で検討を行なった。
第2回勉強会
- 日時
- 平成30年3月23日(金) 午後7時~午後9時
- 会場
- 長浜市本庁 多目的ルーム
- 案内人
- 太田浩司(長浜市長浜城歴史博物館 前館長)
- 参加人数
- 12人
- テーマ
- 長浜城下町の成立と曳山祭
- 内容
- 羽柴秀吉の長浜築城は如何に行われたか。そして、城下町は如何に造営されたか。 秀吉と町衆との関係を基軸に、長浜城下町創生当初の諸政策に迫る中で、長浜八幡宮の祭礼として確立する長浜曳山の歴史と特徴を浮き彫りにした。
第1回勉強会
- 日時
- 平成30年1月29日(月)午後7時~午後9時
- 会場
- 長浜市長浜城歴史博物館 地下研修室
- 案内人
- 太田浩司(長浜市長浜城歴史博物館 前館長)
- 参加人数
- 38人
- テーマ
- 長浜の近代化を支えた人々
- 内容
- 幕末の生糸産業の発達、鉄道の敷設など、長浜の近代化の背景には長浜商人たちの産業を公益へつなげるという精神があった。 「明治150 年」の正月に当たり、近代化の実像を解説し、現代のまちづくりへの指針を得る議論を行なった。